吉良酒造物語product story

日本百名山から湧き出る水。地元の契約農家栽培の米。完全手作りでおいしいお酒を作っています。

造り

造りの想い

当社では古くから清酒製造を⾏ってきており、 その間、多くの杜⽒が清酒製造に携わってきました。 そして、その時代の杜⽒の感覚だけで清酒を醸してきたわけではなく、 それまで培ってきた伝統の味を受け継ぎつつ、 独⾃⾊を織り交ぜながら、現代の清酒となっています。 時代によって、流⾏り・廃りはあれど、 受け継いできた当社の清酒の味の根底は変えてはなりません。 呑んで、すぐに飽きてしまうようなお酒ではなく、 ” もっと呑みたくなる“ お酒を⽬指して、これからもチャレンジを続けていきます。

造りのこだわり

当社では、長年、心を込めた丁寧な酒造りを志してきました。効率化を重視して、機械化や簡便化が進む中で、当社では昔と同じように、1つ1つの工程を蔵人の手作業にて醸しています。 酒造りは、米の水分量や温度管理を厳密に行うことはもとより、醪製造時の櫂の入れ方にしてもしっかり入れることで、お酒の熟成度が異なってくる繊細なものです。その繊細な部分を当社では大事に大事に醸して、お酒にしていくのです。

洗米、浸漬

洗米、浸漬

白米の糠を除去し、米に必要な水分を吸わせる作業。手洗いにて洗米し、蔵人が目視にて米の吸水量を見極める。

製麴

製麴

伝統的な箱麹法により、必要な発酵力を備えた麹を作る。

酒母製造

酒母製造

⽔麹に蒸⽶をいれ、櫂⼊れをしながら、丁寧に混ぜ、仕込んでいく。

醪製造

醪製造

総米500kg程度の小仕込みで、約1カ月間、低温で熟成させる。

吉良酒造の歴史

明治4年
初代当主、吉良宝蔵にて酒造りをはじめる
自社ブランド、清酒「銀嶺」を販売
昭和46年
当社を含む豊後大野市内の3蔵にて共同瓶詰会社丹誠酒類を設立
当社の自製清酒のほぼ100%が丹誠酒類のOEM商品となる
昭和55年
全国新酒鑑評会において最高の栄誉である金賞受賞
昭和56年
2年連続、全国新酒鑑評会において金賞受賞
昭和62年
全国新酒鑑評会において金賞受賞
平成9年
5代目当主、吉良文紀が純米酒「ゆすら桃」、ハーブリキュール「りらら」を開発
平成29年
大分県より経営革新計画の承認を受ける
平成29年
丹誠酒類のOEMを辞めて、自社ブランドでの販売開始

吉良酒造の歴史